こんにちは！富山市を中心に、プラント配管工事や各種溶接工事を手がけているアイ・ディ株式会社です。
工場の敷地を眺めると、大小さまざまな工業用タンクが立ち並んでいるのを見かけることがあります。
これらのタンクは、用途に応じて素材・形状・容量などが異なり、それぞれに専門的な技術が求められます。
今回は、工業用タンクの「製作工程」や「据付作業」の流れについて詳しくご紹介いたします。
工業用タンクの種類と安全基準
工業用タンクには、液体・気体・化学薬品などを保管するための多様な種類があります。
タンクの設計・構造は、国土交通省が定める構造規定に基づいて設計・施工され、安全性が厳しく管理されています。
また、設置や施工を行う際には、地域の消防署など関係機関への事前確認が必須です。
用途や設置環境に応じたタンクの選定・施工が、安心して使用するための第一歩となります。
タンク製作の工程
ここでは、工業用タンクがどのように製作されているのかを簡単にご説明します。
まず、タンクに使用する鋼板などの素材を、設計図に基づいて必要な大きさに切断します。
次に、それらを丸めて円筒状に成形し、溶接によって胴体部を組み上げます。
その後、タンクの上下にあたる「鏡板」と呼ばれる部分を取り付け、全体を一体化。
溶接部の仕上げ研磨や非破壊検査などを経て、洗浄・最終チェックを行い、完成となります。
素材選定から仕上げまで、一つひとつの工程に熟練した技術が求められる仕事です。
タンクの据付作業
完成したタンクを現場に設置する「据付作業」では、まずクレーンを使用してタンクを吊り上げます。
このとき、タンクの重量・大きさ・形状に応じて適切なクレーンを選定し、安全に運搬できるよう綿密な計画を立てます。
設置場所に慎重に下ろした後、ボルトやアンカーなどで固定して据付作業が完了します。
この工程では、チームワークと正確な作業が求められ、まさに現場経験が活きる作業といえるでしょう。
プラント配管・タンク工事はアイ・ディ株式会社へ
弊社では、プラント配管工事や各種溶接工事、工業用タンクの製作・据付まで幅広く対応しております。
自社工場を完備しており、図面作成から製作・設置・検査まで一貫して行うことが可能です。
また、国土交通省の構造基準に準拠し、安全かつ高品質な施工を徹底しています。
プラント配管やタンク工事のご相談は、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
